“しっかりしろよ”
“なんで自分のことも信じられないの?”
“ほんとにしんじゃっていいわけ?”
自分で自分を鼓舞しても、どうしても闇に潰されてしまう。
でもさっきさ。
顔の傷を鏡でボーっと見てて
“本当は生きたかった?生きたいの?”
って。
だがそう何となく思ったのは一瞬だけ…。
“もうどうにもできないじゃん…”
と…。
もし幼少からもっと適当に力を抜いて、たけども時には“器用”
みたいに上手にできる生き方を得ていたら…少しは違ったかもね。
工場長の言葉、覚えてる。
“お前は仕事に対してハンドルに遊びがない。”
“だからすぐに辛くなるんだよ。”
“もっと力を抜け。もっとハンドルに遊びをつくれ。”
研修の時点で、帰りのバスの中で涙を流すほど自分にはキツかったけど、
今思えば、この会社で働けて良かったのかも…。
しにたい