白髪染め。
たった今染めたついでにシャワーを浴びられた。
過去に1週間とかシャワーを浴びられなかった時、
いくら坊主頭とは言え、凄くギトギトしてペタッとしてどこからどう見ても“不潔”だった。
もちろんからだも臭くなって、それでも平気でそのまんま外に出歩いたりして。
だからやっぱり“その瞬間”と“この姿”を見られたときは
みんな変な目で見られていた。
別に汚かったからだけが理由ではなくて、
綺麗にしてても変な奴扱いされてたし、その頃はさ?
まだ人に合わせるためにとか、自分を守るためにとか…
そんな理由に縛られてニコニコしてたから変な奴扱いに加えて
“こいつ大したことないな”
ってずっと思われて。
でも…多分その頃の自分はこうやって無理してる“笑顔”をぶち壊す勇気がなかった。
壊せなかった笑顔は結局今ここまで堕ちて苦しくなってつらくなって。
それで「もういいや」って「やめよう」って。
今回の白髪染めは少し失敗…。サイドに液を付けすぎたらしく不自然に真っ黒。