父から連絡があり、入院に必要な買い物へ付き合ってもらえた。
車で母も一緒に行ったのだが、母の様態は以前から比べるとかなり回復傾向になっていた。
車に乗ることもできないくらいソワソワして落ち着かないと言っていたが、
今日は普通に落ち着いて車に乗っていて本人に聞くと
どうやら落ち着いていたそうだ。
買い物。
いつもの近所のドンキではなく、別店舗のドンキへ連れて行ってもらい、
そこで済ませることができた。
父と母はこの前こう言っていた。
「手伝える事があったら手伝うから」
その言葉に素直に従ってみた。
結果的に入院のために必要だった衣類を買ってくれた。
ここまで自分にたいして父や母が敏感になったのはやっぱり重い糖尿病だとわかってからだ。
家族って?
なんなのだろう。
まだ理解するのは難しい…。
けれど、最後は挨拶をした。
「今日は本当にありがとうございました」
そしてアパートに帰ってきた。
新しく変えた病院の先生宛の“糖尿病の検査結果”
も受け付けの方に渡してもらうようお願いできたから、今は少し落ち着いた。
結局、腕時計が見つからず。
入院中はずっと腕時計をつけていないと不便だから、
無くなってしまった時計と同じ価格のチープカシオを買った。
余計な出費とはまさにこの事だな。