15時過ぎ。
父から借りてる原付のナンバーを変更するためにこっちに来るとれんらくがあって実際に来た。
母も一緒に来たが、さらに痩せ細り手首はとくに血管が浮き上がり過ぎているほどガリガリだった。
そんな姿を見るとさ…何にも言えなかった。
そして、父が
「この間の神社でのお祓い、ありがとな」
とお礼の言葉を。
すると母が封筒を強引に押し出してきた。
いらない。
いらないし、何よりいざこうやって何かをされると戸惑ってしまう。
自分はこの人たちから助けてもらうことは正直受け入れられない。
それでも最後は服の隙間に押し入れて結局受け取ってしまった。
両親が帰った後。
すぐさまケースワーカーさんに電話をした。
こう言う事情で現金を手渡されたと。
少しお話し合いをして、これは来月に回せるように取っておくという事に。
ボソッと。
何故か耐えられなくて
「すみません…今、×にたいです…」
と口からこぼれてしまった。
ケースワーカーさんは
「何か嫌なことでも言われた??」
ときいてくださり、でもその時は嫌なことを言われたわけでもなく、
急に真っ暗になってそう伝えていた。
今月の5日。
またこのケースワーカーさんのくりくりお目目さんと、社会福祉協議会のかたとお話し合いをする事に。
それまでに…紹介状を取りに行きたい。
それからお話し合いで
「紹介状貰ってきました」
と伝えることができたら。
ケースワーカーさん。ありがとう。この方には感謝の気持ちがいっぱい。
両親のこと。
“曖昧”と言うものが一番きつい。
優しくされた記憶も曖昧なんだよ。
オレは、あなたたちとちゃんと向き合うことは今はつらい。