相変わらず腕の自傷の焼き跡はよくよく見ると手遅れだなって思った。
何も考えられなかった。ただ苦しくて。
確かに傷跡は目立つ。けれど自傷でしか満たせない感情。
そう言うものはあると思う…。
あれから母の様子を見に行った。
家族関係の中で立場が弱くていつもにこにこするしかなかった自分は、
もう完全に“破壊”出来たと思う。
だから、もしかしたらずっと笑ってる姿しかほとんど見てなかった両親としては
時に
「きつい性格」
みたいに思われているかも知れない。
それで良い。良いんだよ、たとえそれで嫌われても。
けど、何故かこの本性になってからオレの意見も徐々にきくようになった。
だがそこに関しては何とも言えない“しこり”のような痕が…。
今晩、泊まって行こうかとも考えたけれど…
やっぱり自分の中で
“ストッパー”
が掛かった。
0時頃アパートに帰宅。
急にこわくなった。
急に××たくなった。
ケースワーカーさんのくりくりお目目さん。もっともっとため込んできたものを吐き出したかった。
常に“疑い”から入ってしまう性格だけは…直すのは厳しい…厳しかった。
でもちゃんと伝えたから。こうやって思っていること、
「あなたの事は信じています」
の言葉が出せた事、自分の中では初めて。
正直…さみしいけどね…。
とにかく。
どうせ××ならあと少し、新しい病院まで何とか持ち越したい。
社会福祉協議会のかたも味方がいなかった自分にとっては心強い存在。
社協の担当の方は変わらないみたいだから、そこは本当に良かった。
からだの調子が悪すぎる。
試行錯誤して考えたけど、なぜここまでチックがいきなり激しくなってるのかわからない。
力が入ってしまう。